【雑学】🦎クル病ってどんな病気?症状や原因は?
- ペットの旅立ち福島店
- 8月11日
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クル病は、爬虫類においてカルシウム不足やビタミンD3不足、不適切な紫外線照射などが原因で起こる代謝性骨疾患です。症状としては、骨の変形、成長不良、食欲不振、運動能力の低下、痙攣などがみられます。重症化すると、骨折や麻痺を引き起こすこともあります。
具体的な症状
●骨の変形
手足の骨、背骨、顎などが曲がったり、変形したりします。
●成長不良
成長が遅れたり、体重が増えなかったりします。
●運動能力の低下
歩き方がおかしくなったり、動きが鈍くなったりします。
●食欲不振
食事を摂らなくなったり、食べる量が減ったりします。
●痙攣
筋肉が痙攣したり、震えたりします。
●骨折
骨がもろくなり、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。
●麻痺
手足が動かなくなったり、感覚がなくなったりします。
原因
●カルシウム不足
餌にカルシウムが十分に添加されていない場合や、カルシウムの吸収に必要なビタミンD3が不足している場合に起こります。
●ビタミンD3不足
爬虫類は、日光浴(UVB照射)によって体内でビタミンD3を生成します。そのため、日光浴が不足するとビタミンD3が不足し、カルシウムの吸収が悪くなります。
●紫外線不足
特に昼行性の爬虫類では、適切なUVB照射が不足するとクル病を発症しやすくなります。
●栄養バランスの偏り
カルシウムとリンのバランスが崩れると、カルシウムの吸収が悪くなります。
対処法
●適切なUVB照射
昼行性の爬虫類には、適切なUVB照射が必要です。
●カルシウム添加
餌にカルシウムを添加したり、カルシウム剤を投与したりします。
●ビタミンD3の補給
ビタミンD3が不足している場合は、サプリメントなどで補給します。
●栄養バランスの改善
カルシウムとリンのバランスを考慮した食事を与えます。
●動物病院での治療
症状が重い場合は、動物病院で治療を受ける必要があります。
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