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【雑学】🐢亀の嘴(くちばし)の過長とは

  • ペットの旅立ち福島店
  • 6月18日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月20日

亀は歯を持たない代わりに嘴(くちばし)を持ち摂食しています。


その嘴は常に伸び続けるようにできており、上下の嘴がうまく擦り合わさることで伸びすぎを制限しています。


しかし、外傷の他食事のバランスや環境の問題などにより嘴の伸びる速度が速くなることですり合わせがうまくいかなくなり過長につながってしまいます。


この病気は雑食性のカメさんに比べ草食性のカメさんの方が嘴の成長速度が速いため、草食性のカメさんに多くみられます。


亀の「嘴の過長」の症状

症状としては軽度であれば見た目の変化以外顕著な症状は出ないことが多いです。


しかし、悪化していくにつれて食事が食べにくくなり食欲の低下が生じてしまいます。


「嘴の過長」の診断

診断としては、視診による嘴の状態確認が重要となります。


また、原因の特定のためにお家での飼育方法の確認や、レントゲン検査や血液検査などによる内臓の確認も重要となります。


治療方は?

治療としては、伸びてしまった嘴を削り元の状態に戻します。


この処置は基本的には無麻酔で行うことが可能となります。 また、原因が食事や環境の場合はその改善を行い、内臓由来である場合にはその治療も重要となります。


疾患の程度や原因次第にはなりますが、この病気は一度なってしまうと原因の治療が完了しても繰り返し削る処置が必要となることが多いです。

 
 
 

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