どちらも小動物とされるモルモットとハムスター。2種類ともそっくりですよね。
違いといえば、大きさが違うというのが一般的かとおもいますが、じつはそれだけではありません。
どのような違いがあるのか、ここで解説していきます!
ハムスターはこんな生き物!
ハムスターは、げっ歯類に分類されるネズミの一種。植物の葉・実・種や昆虫など、何でも食べる雑食性の動物です。ハムスターは夜行性で、砂漠に生息し、暑い日中は地面に掘った穴のなかで過ごし、夕方から夜、早朝にかけた時間に行動します。
頬袋を上手く使い、えさを貯めたり、巣材となるものを運んだりすることができます。
また、ハムスターの前歯は一生伸び続ける性質があるため、固いものを噛むことで歯が伸びすぎることを防ぐ、という特徴があります。
なお、ハムスターの平均寿命は、2~3年ほど。1回の妊娠で4~10匹の子を産む多産の動物でもあります。
モルモットはこんな生き物!
モルモットは、げっ歯類に分類されるネズミの一種。植物の葉、茎、根などを食べる草食動物です。モルモットは夜行性で、主に南米に生息し、草原や森林、岩場などさまざまな環境で暮らしながら、夕方から夜、早朝にかけた時間に5~10頭くらいの群れで行動します。
モルモットは、ハムスターのように頬袋に食べ物を貯える習性はありません。
また、モルモットには、前歯とともに臼歯も一生伸び続ける性質がありますが、通常は、上下の歯をうまく噛み合わせることで歯が伸びすぎることを防ぐ、という特徴があります。
なお、モルモットの平均寿命は、5~7歳ほど。なかには、10年以上生きるモルモットもいるといわれています。
それぞれの違いは?
■体長
・ハムスター
ハムスターの平均的な体の大きさは、大型のゴールデンハムスターで、体長15~20㎝、体重100~200gくらい。小型のジャンガリアンハムスターで、体長が7~13cm、体重が30~40gくらいです。
・モルモット
モルモットの平均的な体の大きさは、ハムスターに比べると大きめで、体長は30cm前後。体重はオスの方が若干重いという傾向がありますが、700~1,200gくらいです。
■性格の違い
・ハムスター
種類や性別によって違いがあるといわれています。
たとえば、日本で人気のあるジャンガリアンハムスターは、基本的に人懐っこい性格といわれています。特にメスは、温厚で、環境の変化やストレス耐性に強い子が多いようです。オスは、好奇心旺盛で活発な反面、環境変化に敏感で神経質な子が多いといわれています。
・モルモット
モルモットは、基本的に温和で従順な性格といわれていますが、とても警戒心が強く、臆病で神経質な性質をもちます。本来は群れで生活するため、ハムスターに比べ、人に慣れるまでに多少時間が必要です。
■生活リズムの違い
ハムスターもモルモットも、本来は、敵の少ない夕方から夜、早朝にかけた時間に活動する夜行性の動物です。
特に、ハムスターに関しては、比較的その傾向が強いようです。一方で、モルモットには周りの環境に合わせられる性質があり、人間に飼われているモルモットの多くは、昼間に活動することが多いようです。
■遊び方の違い
・ハムスター
代表的な遊び道具といえば、回し車。回し車は、ハムスターの運動不足やストレスを解消するためにも置いておいてあげることをおすすめします。
また、トンネルのような、体が入るくらいのぐらいの筒状のものを置いてあげると中に入って遊んだりします。歯の伸びすぎを防ぐためにも、かじり木のようなものを置いてあげると自然に嚙み始めます。
・モルモット
モルモットには、ハムスターが喜ぶような回し車のようなおもちゃを用意する必要はありません。
モルモットにとっての代表的な遊び道具は、トンネルのような、体が入るくらいのぐらいの筒状のものを置いてあげると中に入って遊んだりします。そのほか、かじり木やボールなどの転がるものを置いておくと自然と噛んだり、遊んだりします。
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