日本では法律で飼育を禁止とされている犬種はありませんが、実は海外では繁殖することも、飼育・販売することも輸入することすらも禁止されている犬種がいることをご存知でしょうか?
『危険犬種法』というイギリスで飼うことが禁止されている4犬種を教えます!
①アメリカン・ピット・ブル・テリア
実はイギリスなど21の国や地域で飼育が制限されています。
ピットブルと言われていることもあって、世界で最も人を殺していると言われています。最近では日本でもちょこちょこ見かける犬種です。この犬種はより強い闘犬を作る目的で1870年代に刀剣同士を交配させてアメリカで生み出されました。元々が戦わせるために生み出された犬種なので、非常に筋肉質で性格も攻撃的な子が多いと言われていますが、意外にも体は小さくて体重25kg程度。大きい子でも35kgくらいの中型犬になります。全身筋肉に覆われているような体つきで、引っ張る力はとても強く、本気になると大人でも制御が難しい程です。
しかし、性格は意外と大人しく、怖がりな子が多いです。その怖がりさが故に本人に悪気がなくても危険な程噛んでしまうのかもしれません。
その為、初めてお迎えするには向かない犬種と言えます。
②土佐犬
土佐犬の歴史は古く、1300年代に現在の高知県にあたる土佐藩で闘犬として活躍していた犬種です。江戸時代に入って海外の犬と交配し、さらに大型化し現在の土佐犬となりました。超大型犬に分類されます。
大型犬に分類されていて体重は大きいものだと100キロを超えることもあるそうです。
闘犬種は皮膚がたるんでいることが多くて土佐犬も少したるんだ皮膚を持っていますが、噛まれても軽症で済むように品種改良されたからだそうです。
飼い主には従順で穏やかな性格ですが、闘争心は強く知らない人や犬に対しての警戒心が強いと言われています。10年くらい前に日本でも放し飼いにされていた2頭の土佐犬が人を襲って最終的に海に追い込んでで溺死させたという事件がありました。
③ドゴ・アルヘンティーノ
全く聞きなじみのない犬種だと思いますが、アルゼンチンが原産国で猟犬や闘犬として活躍していた犬種です。
ジャガーやピューマと対峙できるほどの勇猛果敢な性格をしています。体重は45kgぐらいの大型犬で、日本ではなかなかお目にかかれない珍しい犬種です。少なくとも10カ国以上の国と地域で飼育が制限されています。
普段は穏やかで落ち着きがあり、理由なく人を襲ったりすることもありません。 家族には特に愛情深く接しますが、他の人には警戒心を抱くことも。
④フィラ・ブラジレイロ
別名「ブラジリアンガードドッグ」と呼ばれていて、こちらも日本ではなかなか見ない犬種。聞いたことがない方が殆どだと思います。
この犬種は闘犬としてではなく番犬や牧牛犬、狩猟犬として活躍をしていました。「フィラ」というのはポルトガル語の「確保する」という言葉に由来していて、逃げ出した奴隷を捕まえるためにも用いられてたそうです。獲物を傷つけることなく捕獲して、飼い主を待つことができるそうで 猟犬として非常に優秀だったようです。
これまでイギリスで飼うことがNGになっている犬種をご紹介しましたが…
言えることは、臆病な子が多く体が大きいので何かしらの行動をするとハプニングも大きくなってしまうということ。本当はとっても優しくてお利口さんなんです。
対応には気をつけなくてはいけませんが、見かけた際は是非暖か目で見守ってあげてください。
弊社では事前相談も承っております。
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