愛犬が家具や壁にぶつかることが増えると、飼い主さんはケガをしないか心配になり目が離せなくなってしまうかもしれません。老犬になると、つい「年を取ったから」と思いがちですが、目が見えづらくなっている、認知症になっている、関節に疾患があるなどが隠されていることもあります。
まずは動物病院を受診して、老犬に病気がないか調べてもらいましょう。病気があればケアをし、ケガ予防のためにもぶつかり防止対策を行うことが大切です。
ぶつかるようになったらまず受診を!
■認知症による徘徊
老犬が家具や壁にぶつかる原因によくみられるのが、認知症による徘徊です。原因となるものはさまざまですが、ぐるぐると円を描くように歩き回ったり、とくに目的もなく徘徊したりする症状が出ることがあります。
家具の間にはまってしまうと後退できないので、自力では出て来られないこともあり目が離せません。
■目の病気
白内障や緑内障が進行して、視力が低下することも原因となります。周囲がぼんやりとしか見えないため、家具や壁にぶつかるようになってしまいます。目が飛び出ているタイプの老犬はとくに目のケガが心配です。
■関節の異常
足腰の関節に異常があるため、踏ん張ることができません。そのため床で滑ったり、しっかり立っていられなくなったり家具や壁など周囲にぶつかりやすくなります。
ケガ予防のためにぶつかり防止を
■床を滑りにくくする
フローリングは老犬が滑りやすく危険です。ご自宅がフローリングの場合は、マットを敷いてあげましょう。クッション性のあるマットなら転んでもダメージを減らすことができます。タイルタイプのマットなら、汚れたところだけ取り外して洗えるのでおすすめです。
■家具にクッションを当てる
ぶつかってもケガをしないよう、家具にはクッションを当てておきます。クッションはホームセンターで売っているプチプチや、お風呂マットが便利です。とくに角の部分は危ないので、しっかり覆っておきましょう。お風呂マットには排水のために穴が開いていることが多く、紐を通してマット同士を繋ぐこともできます。
■サークルなどで囲う
サークルで囲い、その中に犬を入れる方法もあります。段差のある家や、家具が多いお宅ではとてもおすすめです。仕事をしている飼い主さんも安心してお出かけができます。また、クッション性のある老犬用サークルも販売されています。普通のサークルには、内側にクッションを付けてあげましょう。
小型犬なら人間の子ども用ビニールプールでも代用できます。周囲を膨らませるタイプのプールを選ぶといいでしょう。
■ハーネスを使う
視力が低下した犬専用のハーネスもあります。前方にフェイスガードが付いているので、万が一家具や壁にぶつかっても顔をケガする心配がありません。
弊社では事前相談も承っております。
わからないこと・聞いておきたいこと等ございましたら、お気軽にいつでもお電話下さい。
🐶ペットの旅立ち福島🐱
📞:050-3159-4181(直通)
📞:0120-39-2013 (フリーダイヤル)
Comments