
【雑学】🐱猫は何歳からがシニア?からだやこころに起こること
- ペットの旅立ち福島店
- 3月30日
- 読了時間: 3分
猫は何歳からシニア?

全米動物病院協会と全米猫専門医協会が2021年に出したガイドラインでは、10歳以上の猫がシニアと定義されています。
1歳までが子猫、1~6歳が成猫、7~10歳が壮年期、10歳以上をシニアとしています。
猫の寿命は約15~16歳程度なので、このことから考えても10歳以上になるとシニアの部類に入るでしょう。
猫のからだに出る老化のサインは?
①見た目が変わる
・毛のツヤがなくなってくる
・目の周囲や頭部などに白い毛が目立つようになる
・肉球が乾燥しやすくなる
・爪とぎ回数の減り、爪が伸びやすくなる
・目ヤニが増える
②各臓器の機能が落ちる
年齢を重ねると心臓や腎臓、胃や腸などからだの色々な臓器の機能が低下します。代謝が落ちて肥満になったり、消化器官の機能が落ちてお腹を壊しやすくなったり、痩せたりする場合も。
体温調節も上手にできなくなるため、寒さや暑さに弱くなる傾向があります。また、目や耳、鼻などの感覚器の機能も落ちるため、暗いところを好まなくなり、呼んでも聞こえないなどの変化が出るケースもあるでしょう。
また、フードの臭いをあまり感じなくなり、食欲が落ちることもあります。
③筋肉量が落ちる
年齢と共に筋肉量も落ちはじめます。活動時間が少なくなり、寝ている時間が増えるでしょう。筋肉がないために痩せてみえることもあります。
また、足や首の筋肉が衰えてくると、同じ姿勢を保つことが難しくなります。そのためフードを食べる時に立ち続けることや、首を下げる姿勢がつらくなる結果、食べるのをすぐにやめてしまうこともあるでしょう。
④特有の病気になりやすくなる
一般的に動物は年齢を重ねると、心臓などの循環器系の病気や、腎臓など泌尿器系の病気になりやすくなります。
特に猫は泌尿器の病気が多く、慢性腎不全は多くのシニア猫が抱える問題のひとつです。甲状腺などホルモン関連の病気になることも考えられるでしょう。
また、歯周病などの口腔トラブルも増え、フードが食べづらくなることも。
その他、腫瘍(がん)や前立腺肥大、子宮蓄膿症などの生殖器の病気にもなりやすく、最近では認知症と診断される猫も増えています。
こころに出る老化のサインは?

①周囲や自分への関心・好奇心がなくなる
シニアになると周囲に関心がなくなるとともに好奇心も減り、以前のように遊ばなくなります。また、自分自身に起こる変化にも鈍くなり、寒い・暑いなどの感覚や、のどの渇きなどに対して積極的に動かなくなることもあります。
②分離不安などの症状も
シニアになると分離不安気味になり、留守番が苦手になることがあります。
以前は1~2泊の旅行の留守番は普通だったのに、シニアになって留守番をさせたら体調を崩してしまったということも珍しくありません。
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