【雑学】🐱猫に健康診断は必要?必要性と診断項目!
- ペットの旅立ち福島店
- 7 日前
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目的や必要性について
猫は具合が悪いことを隠す生き物であることと、病気によっては症状に現れないまま進行することもあるため、健康診断はしましょう。
獣医師団体の一般社団法人Team HOPEが行った「ペットの健康管理に関する実態調査結果報告書(2023年版)」によると、7歳以上の猫のうち32%の割合で健康診断によって病気や異常が見つかっています。
動物は自分の健康不良を飼い主に訴えることができません。
「何かおかしい」と感じる頃には手遅れというパターンもあります。猫のためにも、定期的な健康診断をおすすめします。
猫の健康診断の検査項目
●問診
飼い主に普段の猫の様子を伺います。
食事は何をどれくらい食べているか?
水は1日どれくらい飲むか?
排尿や排便の量・状態・頻度に変化はないか?
毛並みや皮膚の状態に変化はないか?
キャットタワーに登ったり、飼い主と遊んだりする元気はあるか?
…等
●身体検査
体重、視診、触診、聴診、体温測定を行います。
●血液検査
血液検査で確認する項目は、動物病院ごとあるいは、猫の年齢や既往歴により変わります。
主な項目は、赤血球数や白血球数、血小板数、ヘモグロビン数、ヘマトクリット、肝臓の各種数値が一般的です。
これらを見ることで、感染症や肝臓病、貧血、内出血の有無や脱水などが確認できます。
●レントゲンやエコー
オプションで提供されることもありますが、レントゲンやエコー検査では内臓や骨、関節の状態を把握できます。
腎臓から尿道までの間に石がないか、消化できていないものが胃腸に詰まっていないか、関節などに変形はないか、石灰化がないかなどをチェックします。
石灰化とは、カルシウムが本来の場所以外の部分に沈殿して固まることで、石灰沈着症と呼ばれます。慢性腎臓病や甲状腺機能亢進症など、命に関わる病気が原因になることもあれば、筋萎縮や変形性関節症、皮膚繊維腫などで発症することもあります。検査することで、早期発見が可能です。
猫は腎臓など泌尿器に異常が出ることが多いため、エコー検査を行うことで安心できます。また、腫瘍や心臓病、腸閉塞などの疾患もエコーで確認できます。
●尿・便検査
尿検査では、腎臓や膀胱、尿道などに異常がないかと同時に、糖尿病や感染症の有無も確認できます。
便検査は胃腸の状態確認はもちろん、寄生虫の有無や誤飲・誤食の有無、細菌バランスなどもチェックします。
弊社では事前相談も承っております。
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