うさぎの爪も犬猫や人間と同様、日々伸びます。
本来、野生のうさぎは穴掘りや運動量が激しいため、自然と爪が削れていきますが、どんなに工夫しても自然に爪を削るということが非常に難しいです。しかもうさぎの爪は猫などに比べると比較的早いスピードで伸びていきます。
爪はそれぞれの指先から長く伸びており、その根元付近には血管や神経が通っています。そのため、放っておくと爪の先まで血管が伸びてしまうことや爪が折れたことをきっかけに出血や痛みを伴うこともあるのです。
爪が折れる原因
うさぎの爪は犬や猫に比べて弱くて細いため、伸びてしまうと大変折れやすい構造をしています。特に多い原因としては、
・ケージの中でタオルや床材に引っ掛かってしまう
・緊張する出来事があった際に、暴れて柵に引っ掛かってしまう
・爪が挟まって驚いたことで更にパニックを起こし、根元から折れてしまう
などが挙げられます。
もちろんどれも環境の工夫は助けになりますが、それでも長い爪はなにかに挟まる原因となります。
爪が折れてしまったら?
うさぎの爪折れ、ケージ内での出血に気付いたらケージや危ない環境から離しましょう。
ほとんどの場合、うさぎは痛みや違和感があるため、歩き方が普段と違ったり興奮しやすくなったりしている可能性があるので、優しく落ち着かせてあげましょう。そして、可能であれば誰かに抱っこしてもらうなどして、血が出ている肢を確認してください。出血が止まらないようであれば、止血をする必要があります。
また、病院につれていってあげることも大切です。誤った処置をしたり放っておくと感染症につながる場合も。うさぎが落ち着いたら連れて行って適切な処置を受けて下さい。
おうちで出来る予防
日頃から、うさぎのケージ内が狭くないか、挟まりやすい隙間や穴はないかどうか工夫していただくとともに、爪切りの習慣をつけるとよいでしょう。
はじめは二人体制で、一人が抱っこした状態でもう一人が爪切りを行う練習が必要となってきますが、うさぎにもご家族にも、爪切りに慣れるまでに時間がかかります。
爪切りのルーティーンは、個体差もありますが大体1ヶ月〜2ヶ月毎のチェックがよいでしょう。無理なく、ストレスなく、ゆっくり爪切り練習を行うことで、うさぎとご家族が触れあう時間も増え、お互いの絆も深まること間違いなしです。
弊社では事前相談も承っております。
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