もう老犬だからと、ペット保険への加入をあきらめていませんか?しかし、老犬は体調を崩しやすく、何かと動物病院にかかることが多いもの。動物病院での治療費は全額負担のため、経済的な負担も大きくなりがちです。
ペット保険は、毎月または、年一括で保険料を納めることで犬や猫などペットの動物病院での治療費を一部補償してくれるもの。いくつか条件はあるものの、老犬になってからでも入れるペット保険はあるので、あきらめずに探してみましょう。
老犬もペット保険が必要?
「老犬でもうちの子は元気だし、ペット保険はなくても大丈夫」と思う飼い主さんもいるかもしれません。しかし、高齢になってくると、思いがけないトラブルも増えてきます。
■病気やケガが増える
今は元気でも、歳をとるにしたがい徐々に病気やケガが増えていきます。人間の4倍の速さで歳をとる犬は、1年で急に老け込むこともあるのが事実です。免疫力が落ちて感染症や、がんにかかりやすくなったり、心臓が弱ったりすることも考えられます。
■飼い主の負担も大きくなる
老犬になって病気やケガをすると、日頃のお世話が大変になる上に治療費の支払いも増えるため、飼い主さんの肉体的・心理的負担や経済的負担も倍増します。
保険に入る前に確認
飼い主さんの負担を少しでも減らすためにも、老犬が入れるペット保険を検討しましょう。加入の前に、いくつか確認事項があります。
■何歳まで入れる?
保険会社によって、加入できる年齢や継続可能年齢が異なります。8~10歳までなら新規に入れるタイプが多いようですが、中には11歳11ヶ月まで大丈夫なタイプもあります。最近は8歳以上でも年齢制限がなく入れるシニア専用タイプも最近出てきました。
■持病があっても入れる?
持病があっても新たにペット保険に入れるのでしょうか。基本的にペット保険の加入は、健康であることが条件。老犬ではすでに何らかの病気にかかっていることもあります。ただ「治療中の病気については保険の対象外」という特約を付けて入れることがあるので調べてみましょう。
ペット保険の加入には、犬の年齢に関わらず今までの病気歴や、先天的な異常がないか、ワクチンは摂取済みか、避妊や去勢手術は受けてあるかなど告知が必要です。老犬の場合はさらに健康診断の提出が必要になることもあります。人間の保険加入と似ているところがある、と理解しておくといいでしょう。
■保険金の支払いは窓口で?それともあとから?
ペット保険の支払いでは、保険の請求方法は、「窓口清算」「立替清算」の2通りがあります。どちらか都合のよい方法を選びましょう。「窓口清算」は、動物病院での支払いの際に補償分を差し引いて自己負担分を払う方法、「立替清算」は一度全額を飼い主が支払い、請求して補償分があとから振り込まれる方法です。
■継続で保険料がどの程度上がっていくか確認
保険に入れたとしても継続していくと、保険料は上がっていくのが一般的です。最初はお手頃で保険料が抑えられても、何年かたつと保険料の負担が大きくなることもあるのでよく確認しましょう。
■補償範囲をチェック
保険が治療費をどのくらい補償してくれるか、補償内容をしっかりチェックすることも大切です。「治療費の50%」「治療費の70%」などいくつかプランがあります。支払う保険料は高くなるけれど、治療費はたくさん補償してほしい、など飼い主さんご自身の希望も考えてみてください。
「通院や入院で1日いくらまで補償してくれるか」「手術は1回いくらまでか」「手術は何回補償してくれるか」「入院は何日までか」などもていねいに見ることが大切です。
ペット保険を選ぶコツ
ここからは、ペット保険を選ぶコツについてご説明します。「良さそうな保険だから入ってしまおう」、とすぐに決めないことがポイントです。
■複数の保険会社を比べる
いくつかの保険会社、商品内容を比べて検討しましょう。資料を請求して細かく読むことが重要です。A社の商品は、お得のようでも長い目で見ると支払いが多くなる。B社の商品は最初の保険料は高いけれど、その後あまり保険料が上昇しないなどの違いが見えてきます。老犬の体調や飼い主さんご自身の経済状況により合ったものをその中から選ぶことがポイントです。
■ネット割引などにも注目
ネットから資料請求をしたり、申し込んだりすることで、少し割引になったりプレゼントがもらえたりする保険もあります。キャンペーンなども利用してみるといいでしょう。
■自分の愛犬の状態にあった保険を選ぼう
「しょっちゅうお腹を壊すのでマメな通院が必要だから、気兼ねなく通院したい」「大きな病気に備えたい」「多頭飼いだ」など、愛犬の状態に合った保険を選ぶことも大切です。
弊社では事前相談も承っております。
わからないこと・聞いておきたいこと等ございましたら、お気軽にいつでもお電話下さい。
🐶ペットの旅立ち福島🐱
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