大事な家族の旅立ち…
いつかは必ずやって来て、受け入れなければなりません。
ご対応させていく中で、初めてのお火葬となるご家族様が殆どです。
出来るだけご安心していただけるよう、今後この様な記事も掲載させていただきます。
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大切なペットちゃのご遺体をどうしたらよいのでしょうか。
ご遺体は亡くなった瞬間から腐敗がはじまるため、少しでも早く適切に処置をする必要があります。迷わずに対処できるよう手順を追って安置方法を紹介します。
🐾ご遺体の安置に必要なもの
ご遺体の安置に必要なものは以下になります。
• 棺として使用する箱(段ボールなど)
• バスタオル・毛布
• ペットシーツ・新聞紙
• 脱脂綿・コットン・ティッシュなど
• ブラシ・タオル
• 保冷剤
ご遺体を収めるための箱には保冷剤やお花なども入れますので、ひと回り大きいサイズのものにしてください。
また、ご遺体を冷やすのは氷でもよいですが、溶けた水が漏れてしまう可能性がありますので、保冷剤をおすすめします。
🐾ご遺体をきれいにする
亡くなると2時間ほどで死後硬直がはじまります。できるだけ早い段階でからだの状態を整えてあげましょう。
整える手順は以下になります。
①目が開いているときは、瞼をそっとなでるようにして閉じる
②口が開いていたら閉じる
③手足を胸に引き寄せて自然な型になるように折りたたむ
④体を清浄にし、ブラッシングをする
⑤口や肛門に脱脂綿を詰める
⑤に関しては出来たらで大丈夫です。
病院で亡くなった場合は先生に対応してもらう。自宅で亡くなった場合はペットシーツを敷いて、体液が出て汚れた時にタオル等で拭き、シーツを交換して清潔にしてあげましょう。
すでに死後硬直がはじまってしまっている場合は、無理に整えようとせずにそのまま寝かせてください。死後硬直は半日ほどでとけますので、それから整えてください。
🐾体を冷やす
ご遺体の状態をきれいに整えたら、腐敗が進まないように冷やしてあげましょう。タオルなどで保冷剤を包み、以下の場所を冷やします。
・ 頭
・首元
・胸
・おなか
・背中
とくに、おなかと頭は傷みやすい場所なので保冷剤を多めに使用してしっかりと冷やすようにします。
外気に触れると溶けやすくなり、腐敗が進んでしまう原因になります。バスタオルなどで体を覆い、なるべく外気に触れないようにしてください。また、保冷剤の効果は一般的に6時間ほどです。こまめに交換するようにしましょう。
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