老猫の爪は、古い爪がはがれないまま残ってしまうため、太くなりやすいという特徴があります。また、伸びると巻き爪になりやすく、肉球に刺さる危険も出てきます。伸びた爪は、カーペットやカーテンなど布製品などに引っかかってケガをする恐れもあるため、飼い主が老猫の爪をこまめにチェックして切ってあげることが大切です。
うまく切ることができないときは、無理をせず動物病院の獣医さんなどに切ってもらいましょう。この記事では、爪切りの大切さやコツを解説します。
老猫は爪が伸びやすい
老猫になると、運動量が減り、爪とぎをすることも少なくなってしまいます。爪とぎをしないでいると爪が太くなりやすく、さらに巻き爪になっていくことも特徴です。
■運動量の低下
老猫になると、キャットタワーに上ったり、おもちゃを追いかけたりすることが減ります。じっとしている時間が増えるため、爪が削れる機会が減ってしまいます。また運動量が低下しているため、爪が伸びたことに気づくことに遅れがちです。
■爪とぎが面倒になる
老猫になると、爪とぎが面倒になってしまうためさぼりがちです。爪とぎをしないと古い爪がはがれ落ちずそのまま残ってしまうため、どんどん太くなり巻き爪になってしまいます。
■関節の痛みも原因に
老猫になって関節が痛むことで、爪とぎが負担になることがあります。歩きにくそうにしていたり、爪とぎをあまりしなかったりするときは、一度動物病院を受診しましょう。
■病気が原因の場合も
老猫がかかりやすい甲状腺機能亢進症の症状でも、爪が伸びやすくなることがあります。気になるようであれば、動物病院の獣医師さんに相談してみてください。
爪が伸びすぎると危険!
老猫の爪が伸びすぎると、さまざまな危険があります。飼い主のこまめなチェックが重要です。
■爪が肉球に刺さる「巻き爪」
最も多いのが、巻き爪が肉球に刺さってしまうことです。爪が肉球に食い込んでしまうので、猫はかなり痛がります。フローリングを歩いたときにカチャカチャ音がしたり、痛がったりする様子を見て飼い主が初めて気づくこともあります。
■カーペットなどに引っかかる
爪が伸びすぎると、カーペットやカーテン、敷物など布製品に引っかかりやすくなります。飼い主の皮膚も引っかかれたときに、ケガをする恐れがあり危険です。
■根元から折れる危険も
カーペットやカーテンなどに爪が引っかかったまま無理に移動しようとして、根元から折れる可能性もあります。
弊社では事前相談も承っております。
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